みっくのブログ    大東(飛輪海)を追いかけていたはずなのに、魏晨(ウェイ・チェン)に出会ってダダハマり。最近、周杰倫への愛も大復活し、五月天も日本本格進出中!C-POP全般幅広く楽しんでおります。


by みっく
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三浦しをん、あさのあつこ、近藤史恵著『City Marathons』

先日読んで、よかったので感想を・・・ こちらの本です。
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ちょっとした海外マラソンガイドのような本なのかなと思って手に取ったのですが、三人の作家さんの、それぞれ別の3つのシティマラソンを舞台にした物語です。読んでみると、走るのって苦しいばかりじゃないんだなって、走ってみたくなりますよ。





三浦さんの物語の舞台はニューヨークシティーマラソンです。社長命令で急遽参加することになった元長距離選手のサラリーマンが、本当の意味での走る喜びを再発見していくお話です。マラソンコースの風景とか、町の様子がとても詳しく書かれていて、読みながら自分も走っている気分を味わえました。温かい大会の雰囲気も伝わってきます。

あさのさんの物語は東京マラソンです。今はスポーツメーカーでランニングシューズを作る仕事をしている高校時代は注目されていたがその後挫折を味わった元長距離選手と、一市民ランナーとして東京マラソンに出場することになった彼の高校時代の陸上部の友人とが再会し、逃げずに過去と向きあい新たな一歩を踏み出すというお話です。注目されるほどの選手が味わう挫折の大きさは、計り知れないですね。自分が自分に一番期待してるとこってあると思うし、それがダメって認めるのも相当つらいことですよね。

最後近藤さんの物語はパリマラソンです。バレエダンサーの夢に破れパリに留学した女性がひょんなことから、ジョギングを始めパリの町に徐々に自分の居場所を見つけていき、最後にマラソンを走る中で、苦しいばかりだったと思っていた今までのバレエ人生の中での、幸せだった瞬間を再認識し挫折を乗り越えていくというお話です。これ、泣けます・・・ 主人公の最後のすがすがしい気持ちとパリの美しい風景画マッチしてるんではないでしょうか。

走るってとても単純なことで、誰でも出来るけれど、マラソンとなると本当に走る人それぞれにドラマがあるって感じます。こういうの小説の中だけじゃないですよね、きっと。マラソン走りきれたら絶対何か変わる気がしますもんね。
私も走っていて、苦しくてやめたくなることしばしばですが、そこは佐藤哲也さんばりの「堅牢強固な意志の力じゃー、ハハハ」って感じで何とか乗り切ってます。いつかはフルマラソンにも挑戦してやるー!!って、思ってますが・・・

今月末は東京マラソンですね。参加される方ベストを尽くして、そして楽しんでください。
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by jjjjunkoblog | 2011-02-13 14:55 | 読書