みっくのブログ    大東(飛輪海)を追いかけていたはずなのに、魏晨(ウェイ・チェン)に出会ってダダハマり。最近、周杰倫への愛も大復活し、五月天も日本本格進出中!C-POP全般幅広く楽しんでおります。


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伊坂幸太郎 『3652』

いつもと趣向をかえて、今日は一番好きな作家さんである伊坂幸太郎さんの初エッセイ集『3652』についてです。つい先日読み終わりました。
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この本のタイトルからもわかるとおり、作家デビュー10周年を記念したものです。365日×10年間+うるう年分2日、ということだそうです。10周年おめでとうございます。そして、これからもどうか楽しい物語をお願いします。

この10年間に伊坂さんは本当に数々の名作を生み出しましたよね。
初めて読んだのは、『アヒルと鴨のコインロッカー』でした。最後の展開、やられましたね。河崎―!!って叫けんじゃうでしょう。でも、一番思ったのは、なんとも悲しいやるせないお話で、悲劇的に書こうと思えばどんな風にでも泣かせることができたであろうに、そういう書き方はしてなくて、琴美や河崎って悲劇の○○って感じじゃないよって感じで描かれてて・・・。だからといって絶対、軽い話なんかじゃなくて、みんなの悲しみとか悔しさとかはヒシヒシと伝わってきて、読んだ後じわじわと胸に来るものがある・・・。うまくいえないけど傑作ですよね。未読の方ぜひ!!。
それからは、新刊が出るたびに飛びついて読んでます。(他にも語りたいことが山ほどですが、それはまた改めて。)今では自分で単行本を買って読む唯一の作家さんです。(それ以外は図書館でかります)

こんな傑作を生み出す伊坂さんの頭の中ってどうなってるんだろう?って思いますよね。
それをちょっとのぞけるのがこのエッセイ集かなと。今まで書いたエッセイにそのときの状況だとか、思ったことだとかいろいろ脚注がついていて、伊坂さんの仕事ぶりをのぞくことができます。で、そのエッセイの数々がどれもおもしろい!!ご自分ではエッセイ苦手なんておっしゃってますが、エッセイにも伊坂さんらしさ、バシバシでてますよ。なかでも、苦労されていた干支エッセイと、ご自身のお父さんについてのお話は最高です。

小説を読んでからのほうが、脚注の話の流れとかもわかってより楽しめる気もしますが、小説未読の方も、エッセイとして面白いですからぜひどうぞ。
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by jjjjunkoblog | 2011-02-02 12:23 | 読書